記念すべき第一回目は、コピーライターという職業について語ろう。
今では信じられないが、約20年前、コピーライターのブームがあったのだ。今のIT社長と同じくらい・・・と言ったら嘘だが、とにかく人気職種だったのである。しかしコピーライター志望の馬鹿者(私もその一人)が増えた結果、職業としてのステイタスが大暴落し、今や絶滅しそうな勢いの不人気職種である。
その証拠に、「お仕事は?」と聞かれて、私が「コピーライター」と答えると、質問者は一様に困った顔をする。嘘ではない。たとえれば「親戚の子が、聞いたことのない大学に特待生で入った」と聞いた時のような「どう反応していいか分からない」顔だ。とりあえず「へぇ〜」と言ってみるが、それ以上に会話がはずむことはない。 |